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エコエゴとは?

通称「エコ・エゴ」

独自のテーマで活動しながら世界に発信し、交流している現代アートのプロジェクトです。埼玉県・川口市を開催地に、2003年より地域や市民の方々と関わり、ご協力を受けつつ、作品展示やパフォーマンスの公演などを行ってきました。

2004年5〜6月に開催した[Between ECO & EGO 2004・日本展]では、市内各所に点在するユニークな会場で開催。そのドキュメントは同年8月、ギリシャ・ナクソス島での交流展 [Between ECO & EGO 2004・ギリシャ展] にて、アテネオリンピック開催に合わせて、世界中から訪れた観客に紹介されました。

今年(2006年)秋には、第3回目を迎えます。8名の日本人参加作家の作品(インスタレーション、パフォーマンスなど)と、今回のテーマに合わせて制作・出品される、海外作家(約30名予定)による平面作品の展示を予定しています。

テーマと意義

生態系の一員としての人間のあり方[ECO]と、一人ひとりの意識や欲望[EGO]。
この相反しながらも不可欠なふたつのはざまで、社会的責任を持つ生物である私たちはいかに折り合いをつけていくのか? この人類共通の課題がテーマです。私たちは「環境」を "地球環境〜地域社会〜個人の意識" という広い意味でとらえ、この時代に生きる私たちがどのような身振りをすべきかを考察します。


いくつもの川が穏やかな風景をつくり、鋳物や植木などの“もの造り”の気風と、日光御成街道の趣きを残す川口。一方、首都近郊として、日々ダイナミックに都市化していく川口。この街の移り変わりや環境は、人間の営みの変遷を意識させ、「エコ・エゴ」のテーマに取り組むアーティストの想像力を刺激します。私達は、そのような川口を発想源として固有の側面に光を当てつつ、地球上のたくさんの地域とも繋がりながら表現活動を展開していきます。


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